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震災日記 in 仙台【記事提供】

震災日記 in 仙台 松舘忠樹さまより記事を提供していただいたので 下記掲載します。

「海の日」のこの日、高校生26人と大学生3人が貸し切りバスで仙台市荒浜に着いた。茨城県立取手第一高校がおととしから続けている「東北復興支援ツアー」の一行で、3回目の訪問になる。元住民たちでつくる「荒浜再生を願う会」のメンバーが出迎えた。

梅雨明けを思わせる日差しが照り付けるなかで、まず、高さ7,2メートルの防潮堤の外側の砂浜でゴミ拾いをした。震災時のがれきはほとんどなくなり、かわって花火の燃えがらや、飲料水のボトルや空き缶が目立つ。暑さに誘われて砂浜で花火をする人が増えたのだろう。

波打ち際では海水浴を楽しむ家族連れの姿もちらほら。震災前、ここは仙台市内で唯一の深沼海水浴場で、多くの市民でにぎわった。荒浜一帯は災害危険区域に指定され、居住が禁止されている。

「荒浜再生を願う会」ではこの地に再びにぎわいを取り戻したいとして、海水浴場を再開することなどを要望しているが結論は出ていない。

清掃作業のあと一行はピザつくりにとりかかった。会のメンバーで普段は涌谷町でフレンチ・レストランを経営する庄子正弘さん(65)が、店を休んでの指南役。ピザ生地のこね方や、トッピングののせ方を指導した。

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